いなにわ手綯うどん、いなにわそうめんの寛文五年堂手作り稲庭うどんの【寛文五年堂】|株式会社 寛文五年堂

職人が
ひとり占めしてきた
幻の生麺

稲庭うどんには、密かに受け継がれてたもう一つの歴史があります。それが稲庭うどんの「生麺」。

発祥当時より、保存食として重用されてきた稲庭うどんは、乾麺としてその歴史を築いてきました。

一方で生麺は、流通未発達な時代に商品化することができず、ごくわずかに作られ、うどん職人とその家族だけがこっそり食べていた「幻のうどん」。

この味を一人でも多くの方にお届けしたいという気持ちから生まれたのが、「いなにわ手綯いうどん」の生麺です。

  1. 生麺ならではのモチモチ食感

    現在「生麺」は、うどん作り25年のベテラン職人たった2名が手作りで仕上げているため、
    1日に作られる量に限りがあり、まさに「幻の生麺」と言えます。
    乾麺より、さらにコシが強く、しっかりとした歯ごたえと独特のモチモチ感が特徴です。

  2. いなにわ手綯うどん「生麺」ができるまで

    生麺は、「手綯い」の後に「寝かせ」たものをざっと延ばし、微妙に乾燥させたものです。
    「寝かせ」までの工程は伝統の乾麺の作り方とまったく一緒です。

    最も難しいのは、乾燥の具合。
    乾き過ぎると乾麺に近く、乾燥が足りなければ独特の食感と風味が出ません。
    乾燥室の天井で回る扇風機の風を受けて揺れるうどん…
    その揺れ具合を見て乾燥の程度を見極めます。
    ※いなにわ手綯うどん「生麺」の賞味期限:製造日より90日間